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キーポイントはヒューナーテスト

ヒューナーテストの結果が良好な人は、精子が子宮内に入り、自然妊娠できる条件が整っていると判断され、タイミング指導が有効であると考えられます。
しかし結果が不良の場合には、抗精子抗体検査を行ない陽性であれば人工授精の適応はなく(体内に侵入した精子を異物と判断し攻撃してしまうため卵まで精子が到達できず、受精できない)体外受精が適応となります。
検査が陰性であれば、人工授精が有効となります。

人工授精で妊娠される方の殆どは、3回目までに成立していることや5回以上の人工授精で妊娠された方は統計上大変少なく、それ以上行なっても妊娠は期待できない、また他に何らかの原因があって妊娠できないと予測され、3~6回を目安に行ないます。
この目安内で妊娠が成立しなければ、ピックアップ障害が疑われ、体外受精が適応となります。


ヒューナーテストから導かれる治療の適応

ステップアップ治療?

ステップアップ治療という言葉を耳にされた方も多いと思います。
これは『タイミング指導→人工授精→体外受精→顕微授精』と段階を追って進めていくという治療方法です。
一見、理に適っているように思いますが、治療には、適応というものがあります。

人工授精は、「タイミング指導で結果が出なかったから」という理由からステップアップとして行なわれる治療ではなく、検査によって、これが適応と判断されたときに人工授精を行ないます。その要となる検査が『ヒューナーテスト』です。

ヒューナーテストとは、排卵期に性交渉(検査前日夜の性交渉)をもち、翌日朝に来院していただき、頸管粘液中(子宮入り口付近)の精子の状態を診る検査です。
この検査で、子宮内に運動している精子が到達できているかどうかがわかります。また、ヒューナーテストは免疫性不妊(抗精子抗体:女性の体内に精子を攻撃する因子)の疑いがある場合の判定資料にもなります。

判定基準(400倍視野あたりの運動精子数で判定)
15個以上  自然妊娠できる可能性が高い
5-14個 自然妊娠が期待できる
4個以下 自然妊娠する可能性が低い
大部分が運動していない 抗精子抗体の存在が疑われる

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