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胚盤胞を1つしか移植しない理由


りん子ちゃん
先生、キメラって何ですか?
…赤ちゃんがライオンの頭、蛇の尾、ヤギの胴、口から火を吐く怪獣?!みたいになっちゃうの?!

Dr.おっちぃ
キメラとは、異なる遺伝子細胞が1つの体に共存している状態のことをいいます。
見た目は、なんら変わりがないでしょう。なので怪獣みたいになることはないです。
キメラは、特に胚盤胞を複数移植したことにより多胎妊娠をした場合に起こる可能性があります。
1つは胎盤共有型の二卵性双胎となった場合に起こる可能性があります。
通常2卵性双胎は、1人の胎児に対し胎盤、羊膜、絨毛膜とも独立して持っています。しかし胎盤を共有した2卵性双胎となった場合、通常1人1種類しか持っていない造血細胞が胎盤を通して混ざり合い、1つの体の中に2種類の造血細胞が存在することになってしまいます。これを血液キメラといい、生後、血液型がはっきりせず、輸血が必要となった時に医療機関が混乱し、処置が遅れるといったことも考えられます。
もうひとつは、2つの胚が融合し1つの胚になり、遺伝的には2人の人間が1人になってしまうという可能性も含んでいるのです。生まれてきた赤ちゃんの姿からではわからない何かがからだの中に存在し、それがその後のからだと心の成長にどう影響していくのかはわかりません。
でも多胎妊娠=キメラではありません。発生頻度は、低くわずかな確率です。
しかしわずかな確率でも0ではないわけですから、やはり回避するのが当然でしょう。
胚盤胞を1つ移植すれば、心配ありませんね。

胎盤共有型の2卵性双胎

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