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ステップアップ治療?


ステップアップ治療という言葉を耳にされた方も多いと思います。
これは『タイミング指導→人工授精→体外受精→顕微授精』と段階を追って進めていくという治療方法です。
一見、理に適っているように思いますが、治療には、適応というものがあります。

人工授精は、「タイミング指導で結果が出なかったから」という理由からステップアップとして行なわれる治療ではなく、検査によって、これが適応と判断されたときに人工授精を行ないます。その要となる検査が『ヒューナーテスト』です。

ヒューナーテストとは、排卵期に性交渉(検査前日夜の性交渉)をもち、翌日朝に来院していただき、頸管粘液中(子宮入り口付近)の精子の状態を診る検査です。
この検査で、子宮内に運動している精子が到達できているかどうかがわかります。また、ヒューナーテストは免疫性不妊(抗精子抗体:女性の体内に精子を攻撃する因子)の疑いがある場合の判定資料にもなります。

判定基準(400倍視野あたりの運動精子数で判定)
15個以上  自然妊娠できる可能性が高い
5-14個 自然妊娠が期待できる
4個以下 自然妊娠する可能性が低い
大部分が運動していない 抗精子抗体の存在が疑われる

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