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排卵誘発剤のリスク


体外受精を行なうとき、妊娠率を上げるために、また上げさせるために、多量の排卵誘発剤を使用し多くの卵胞を育て、採卵し、受精卵を得ようという「過排卵刺激法」というものがあります。
よく言われるLong法、Shot法などですが、これはその月経周期においてエントリーされる原始卵胞を、1つでも多く主席卵胞と同じように育てようとするものです。しかも本来その周期で使用するはずの左右どちらかの卵巣にだけ薬が作用するわけでなく、両側卵巣に作用するため多くの卵胞が育ち、多くを採卵することができますが、卵巣にかなりの負担をかけます。

通常の卵巣の大きさは、親指大といわれています。
今、自分の親指をご覧になってみてください。この親指大の卵巣の中に、排卵期が近づくと直径20mmに育った卵胞が入っていることになります。あなたの親指の約半分近くが卵胞のスペースになります。しかし卵巣の中には卵胞が1つだけ入っているのではなく、ここにはまだエントリーされるのを待つ原始卵胞が何千万と眠っています。またエントリーはされたが、主席卵胞にならず退縮してからだに吸収される卵胞も入っています。
これがLong法などによる排卵誘発であれば卵巣の大きさはどうなるでしょう。
直径20mmの卵胞が5個あったとしたら、それだけで卵巣の大きさは100mmを越します。それが両卵巣であったらどうでしょう。通常の周期、ホルモン作用からでは考えられないことが、排卵誘発剤によって引き起こされるのです。
卵巣には想像以上の負担をかけることになり、これを繰り返すことにより卵巣の機能が低下し、月経周期が乱れたり、月経痛がひどくなったりする原因にもなります。また回を重ねるごとに排卵誘発剤の反応も鈍くなって、結果的にママになることから遠ざかってしまったり、治療の甲斐あってママになったけれども、月経周期に問題を残してしまったりすることへもつながりかねないのです。

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