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双子にあこがれる?part1


体外受精で、胚を2つ戻しました。
双子にあこがれますか?

…でも子宮は1人用です。

月経周期が始まり、排卵に向けて卵胞が成長を始めます。
1回の周期に大きくなる卵胞は、10~20個くらいと言われています。このエントリーされた10~20個の卵胞のうち主席卵胞となる1つが決まり、この1つが成長し、排卵されてきます。
その理由は何故なのでしょう。
同じ哺乳動物でもからだの小さいラットや犬は、複数個が排卵され多胎妊娠が可能ですが、からだの大きい哺乳動物は、1つの卵胞を育て、単胎妊娠をし出産します。
それは子宮が単胎を妊娠し、育てることには向いているけれども、多胎には向いていないこと、そして母体も単胎を育てるだけの力は十分だけれども、多胎には十分でないということなのでしょう。
人も同じように排卵される卵子は1つ、だから子宮は1人用です。

1) ママと赤ちゃんの安全と安心のために
1人用の子宮に、2人、3人の赤ちゃんが宿ったとしたら?
いくら伸縮性のよい子宮でも限度があります。出産時3000gくらいある赤ちゃんが2人いたら、それだけで6000g、3人いれば9000gです。子宮の中には、赤ちゃんだけがいるわけでなく、赤ちゃんにはそれぞれ胎盤があり、また羊水も必要です。ママのお腹は、それに耐え、赤ちゃんに栄養を送り続け、出産しなくてはなりません。赤ちゃんもまた成長し、生まれてこなければなりません。
でも多胎の場合、出生時体重3000gの赤ちゃんは育ちません、赤ちゃんは、通常よりも小さく生まれるでしょう。それは、赤ちゃんを育てるための子宮のスペースとママが赤ちゃんへ送る栄養が十分とはいえないからなのです。
1人のためには十分でも、2人以上の赤ちゃんを育てることはとても大変です。そして赤ちゃんの位置するところによっては、成長に危険が伴う場合も出てきます。 
またママのからだの負担も増えます。妊娠中毒症などにかかりやすくなるほか、自分自身のからだを維持するため、赤ちゃんを育てるために、必要以上のエネルギーが必要になります。

2) 出産から始まる育児生活
出産から育児生活はスタートします。
ママのからだは、赤ちゃんに母乳を与えるための栄養が必要になります。また妊娠・出産での疲れ、そして元のからだに戻すために栄養と休息が必要です。
初めての出産なら、戸惑うことも多いでしょう。精神的にも肉体的にも、とても大変です。しかし赤ちゃんがいる、パパもなった、ママになったという満足感と幸福感が勝っているかもしれません。
赤ちゃんは、いろいろなことを要求します。お腹がすいた、おむつが濡れて気持ちが悪い、何だか調子が悪い、その1つ1つの要求をパパとママは「どうしたのかな?」「お腹がすいたのかな?」と赤ちゃんを育てていかなくてはなりません。
新生児のミルクの時間は、約3時間に一度、24時間の体制が生後2ヶ月~3ヶ月くらい続きます。そのためにも不妊治療で心もからだも疲れ切ってしまうわけにはいかないのです。

りん子ちゃん
不妊治療で気になる多胎妊娠
でも安全性を考えたら単一胚移植の意味は、とても重要なのです。

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